ハードディスクとSSD

ネットブックとも呼ばれる、モバイル用ミニノートパソコンが元気です。

 

これらネットブックの一部にはハードディスクではなくSSDという新世代メモリが使われて入るものもあります。

このSSDというものはハードディスクよりいくつかの面で優れています。

まずは駆動部分が無いので破損、機械的な故障の可能性がないこと。

持って歩くのがモバイルパソコンですから、気をつけていても落としてしまったりする可能性もあり、その際のデータ保護には故障が少ない点は安心です。万が一、液晶が割れるような破損があってもデータだけは守れます。
また駆動部分がないので省電力です。これも電源無しでもって歩くためにはバッテリーも長持ちして安心です。
またSSDユニットはハードディスクユニットより小さく作れるので、小型化や軽量化にも役立っています。

こう書いてくるともうハードディスクを選ぶ必要がない様にも思えてきますが、やはりSSDにも欠点はあります。
その一つは「高額である」という点です。パソコンが標準で160ギガ、ネットブックでも80ギガのハードディスクを搭載しているのに大して、SSDモデルではまだ多くて16ギガ程度です。これではメインのパソコンに使ったりするには心許ない容量です。

もともとサブPCとしてのネットブックですから、その点は外付けのハードディスクなどでカバーするなどの工夫が必要でしょう。

この点についてはSSD市場の拡大により段々と安くなっていくことでしょう。ハードディスクも容量当たりの値段はどんどん下がっていますし。

ただしもう一つ、あまり言及されていない問題がSSDにはあります。、それはSSDの書き込み回数には限界があることです。
書き換え回数には相当な余裕があるとは言え、ハードディスク代わりに使う訳ですから何度も読み出し、書き換えを行います。しかも容量が少なければ何度も同じ場所を繰り返し読み書きに使う訳です。当然寿命も早く来ます。

SSDといえども、データは安全な訳ではなく、常にバックアップが必要なのです。






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