ハードディスクの物理障害

ハードディスクの故障には物理障害と論理障害があります。

ハードディスクの物理障害とは、文字通り物理的な故障のことです。
磁気ヘッドや駆動系モーターの故障、接続端子の障害などです。

物理障害を起こしたハードディスクの修理は文字通り「修理」です。
故障した部品を新しいものに換えるだけです。

単に部品を交換すると言っても、ハードディスクは超精密機械です。
磁気ヘッドとディスクは接触してこそいませんがほぼ接触しているといった空間しか空いていません。
タバコの煙の粒子一つでも挟まると壊れるほどです。
ノートパソコンなどの超小型のものなどはなおさらです。

ハードディスク内部の部品交換と言えども、「クリーンルーム」と呼ばれる、微細なチリ一つ無い状態の部屋がなければハードディスクを開封することは出来ません。

ハードディスクの修理に費用がかかるのは、クリーンルームのような設備が必要だからでもあります。



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